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「なにしてるの?」
「あ、起きた」
「今でもやるんだ」
「ときどきね、ときどき。」

「かなしいことがないと、思いつかないから」
「いまかなしいの?」
「ううん、しあわせ。」

「あ」
「え、」
「抜けちゃった…」
「あ、ごめん」

「いれる?」
「ん?」
「もう一回、いれとく?」
「んー、いいや。」
「、そっか」
「ふふっ」
「なに?」
「こっちのほうがふにゃふにゃでかわいいなって」

「ふにゃふにゃ」
「ふにゃふにゃ」


「ねえ、おきてる?」
「ねちゃった?」

「あのね、私しあわせなの。」
「しあわせってかなしいんだね、っておもって、だから、」





ワールドワイドな世界に私は私という最小単位のしあわせ/かなしみを吐きだして/蓄積して/そして忘れて、明日も明後日もきみをおもうことを止めない。





【2014.04.07.】
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