黒闇詩
□人体的装飾
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自分自身を知らない
誰も知らない
優しいような幻
孤独の恐怖と恨み
偽善者達の手は砕けた
体内の自分達の殺し合いで
絶望的な孤独が残り
偽善者の囁きに憤る
雑音を消して
遠く吠えて
誰の声も聞かないで
早い終わりを願う
拡張する孤独の穴に裂ける感覚
骨に空いた穴
肉に空いた穴
もう着飾らない
まだ増えていく証
体を変えていく針
雑音を消して
遠く吠えて
誰の声も聞かないで
早い終わりを願う
偽善者との早い決別を願う
不確かな毎日
鮮明な孤独
痛みに依存しながら
存在の消失を願う
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