黒闇詩
□突然の孤独
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流れる血潮は感じれるけれど
人臭いあたしを
あなたは見失う
深い森から灰色の世界へ引き込まれそう
初めての涙と共に
堕ちていくの
放した蝶
風切りを伸ばした文鳥
泉に集う
あの綺麗な光に溶けていたい
あの頃のイメージはすでに憧れへ変わり
憧憬の美しさに頭痛が止まない
例えあたしの悪性が漏れ出しても
気にしない
もう気にしない
今の姿はなんて醜い
美しき頃を忘れずに
どうか消えないであたしを悲しむ心
深い森から灰色の世界に来た
2度目の涙は頭痛と共に
堕ちていく
灰の降る最果まで
堕ちていく
堕ちていくの
堕ちていく
堕ちていくの
美しき憧憬
あの頃のイメージ
光の中踊る美体
戻りたい
戻れない
懐かしき思い出