短編小説
□10000hit記念フリー小説(金銀水晶)
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コガネシティとエンジュシティの中間辺りに位置する自然公園の広大な敷地には、沢山の夜店が所狭しと並んでいる。
「やっぱり祭りは最高だぜ!」
そう言う彼の手には祭りの出店で買ったであろう食べ物がたくさん握られている。焼そばやお好み焼きなど本当に沢山の・・・。
「ゴールド、食べ過ぎじゃないか?」
「んなこたねえよ。オレの腹はそんなにやわじゃねえしな!」
そい言いながら、彼はイカ焼きにガブリとかぶりついた。
そんな二人のやり取りを後ろから見ていたクリスの目は『あるもの』を捕らえていた。それは・・・。
「ねえ二人共、あれに出てみたら?」
二人はクリスが指差した方を見た。
そこには、『ポケモンバトル〜夏祭りだヨ!全員集合!!〜』と茶目っ気たっぷりの看板が。
さてさて、二人はどうするのか・・・。
「今日こそ勝ってやるぜ!行け、エーたろう!」
「ふっ、返り討ちにしてやるさ。行け、ニューラ!」
さあ、祭りの始まりだ!!