未知のウイルス
□未知なるウイルス 第二話
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そんなこんなで始まった『セキエイ高原ポケモンバトル大会』(仮名)。7人は順調に勝ち進んでいた。
レ「やっぱり、参加選手の数がとんでもなく多いな」
グ「参加するのに特に規制がないからな」
ブ「それにしたって多過ぎよ!」
ブルーが怒るのも無理はない。なぜなら参加する人間は軽く300人近くいるのだ。現在はその約半数が予選で負け、姿を消している。
イ「でも、残りの人数も最初の半分を切ってますし」
ゴ「そうっすよ、ブルー先輩。それに怒りすぎるとシワが増え」
ブルーの゙怖い顔゙とシルバーの゙睨み付ける゙の直撃によりゴールドは最後まで喋ることができなかった。
ク「ダメよ、ゴールド。女の人にそんなこと言ったら」
ゴ「うるせー!」
とまぁ、そんなこんなで残り選手の数が更に約半数の80人にまで減ったところで、これからの対戦表が掲示された。それによると、彼等7人はうまい具合にばらけており、このまま勝ち進めば当るのは準々決勝からであった。