短編小説

□5000hit記念小説
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その日、レッドは暇を持て余していた。

空は曇っていて今にも雨が降ってきそうである。
こう天気が悪くてはバトルの特訓も出来ない。


「ああ、暇だなあ」
彼はベッドに寝転がり、そうぼやいた。
無論、そんなことを言ったからといってどうこうなるわけではない。
彼とてそんなことは百も承知なのだろうが、やはりそう言わずにはいられない程に暇を持て余していたのだ。




それから数十分は経っただろうか。
彼は何を思ったのかベッドから飛び起きると、家を出て何処かへと出かけてしまった。




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