短編小説

□はなさかじいさん?
2ページ/5ページ

むかーしむかし、ある山里にお爺さんとお婆さんが居ました。
お爺さんの名前はゴールド、お婆さんの名前はクリスタルと言いました。

そんなある日、ゴールドは一匹の犬を拾ってきました。


「お〜い、クリス。今日は犬鍋にしようぜ!」


・・・どうやら彼は、晩ご飯の御数として犬を拾ってきたようです。


「なにいってるの! そんな可愛いシ・・・じゃない、犬食べられる訳ないでしょ!?」

それに比べ、彼女はなんと慈悲深いのでしょう。


「(とちってんじゃねえよ)はいはい、分かりましたよ。んじゃ家で飼おうぜ。番犬くらいにゃなるだろ?」

「そうね。そういうことならいいわ」


こうして、二人はその犬をシルバーと名付け、家で飼うことにしました。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ