小説

□見えない未来
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自分だってこんな事はしたくない
愉しくてやっている訳ではない

彼女はそんな事を小さく呟いたが、きっとそれは──嘘だ



恐らく彼女は半分以上は楽しんでいる。


そして口元に貼り付けられたその笑みをさらに深くして、手に持っている俺の血がたっぷりと付いたそれを力一杯振り上げ、その影が俺の顔に深く落ち

嗚呼、風を切る音が




「っ、エリザ、ベータ!」


凶悪な武器を握った華奢な腕を寸での処で無理やり止めた。

彼女は微かに驚いた顔を見せた後、悲しげにその透き通った大きな瞳を潤ませた。

まったくころころと表情が変わるヤツだ。



「なっ・・んで、
なんで来なかったのよこのバカギル!」

「悪い」


「バカっ!私がどれだけ楽しみにしてたか知らないでしょう?!」


「・・・悪い」



残念ながら今の自分は彼女を宥める言葉を知らない。
フェリちゃんやフランシスの様にはいかないようだ。


「ホントに、ごめん」


俺はきっと不器用、なんだろう。
そんな都合の良い言葉で何とか自分を誤魔化して、再び謝罪の言葉を述べた。



「一緒に、行くって約束したじゃない・・!」




彼女と約束した、ともに過ごすはずだった時間。


珍しく彼女が俺の誘いを快諾したときは思わず耳を疑ったが、それ以上に嬉しさが勝っていて直ぐにその違和感なんてなくなってしまった。



「なっ・・、んで」


それは──
ああ、悪い、悪かった
だから泣かないでくれ


そんな顔をさせたかった訳じゃない
俺は、俺はただ



【君に幸せになってほしかっただけ】



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・愛歩さんの分かりやすい解説☆
(解説をやってる時点で小説として何かが終わってる件)


不憫→←ハン←貴族

みたいな関係で
プロイセンとハンガリーさんはお互いに何となく好きなことは分かってるんだけど未だお友達的関係。

そんで不憫は何か貴族がハンガリーさんの事が好きって事に気がついて、
自分なんかよりも貴族と一緒の方が幸せになれるだろうと思った不憫は
不意打ち的にハンガリーさんと貴族のデートを企画しましたよ


ってな話。
わかりにくいw


すんませんでしたw


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