月光の青年

□戦場…
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俺はいつものように森の木の上で



木管を吹いていた




森の動物達が集まってきて




俺の木管を聴いてくれる



ドカーン




音と共に動物達は逃げていく



『戦…』



俺は木管を仕舞い




音の鳴った方へ向かった




辿り着いた俺の光景は




武士達が争っている所だった




斬りあう武士達




俺はそれを黙ってみていた




別に俺は戦が嫌いでもない



でも上の奴らが戦っているのを



見るのは好きかもしれない




だから




すぐ上の奴らが死ぬと




つまらなくなる












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