宴会。
□6月
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もうすぐ夏ですねと僕が言えば
利吉さんはああとやけに涼しい声で答える
夏になったら何がしたいですかと僕が聞けば
利吉さんは君は何がしたいんだいと質問を質問で返してきて
そうですね僕はスイカが食べたいですねと言えば
利吉さんはそうかいと平淡な声で言う
それから虫採りがしたいです
そうかい
あと海にも行きたいですね
そうかい
それから花火がしたいです
そうかい
そうやってつまらない理想を話しても
利吉さんは絶対に否定はしないし
僕は約束を作ろうとはしない
そんなことしたところで
何一つ実現しないことはお互いよくわかっているから
額に浮いた汗を拭って
僕はああそうかと気づく
夏の前には梅雨がやってくるのだ
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なんかこう違うよな
書きたいことがよくわからずにぐだぐだ書くし思い付いたのどれが一番合ってるのかわからず全部使いたがるから内容がかぶる