パーチー。

□倒錯
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彼といるときは必ず彼より先に眠るようにしている。もし彼が先に寝てしまったら、私は寝ている彼に何をしてしまうかわからないから。
独占欲と自制心といろんな感情が交錯して絶妙なバランスで私は存在している。もしそのバランスが何らかの原因で崩れてしまったらきっと私は壊れてしまう。そのときには
私が壊れるより先に
きっと

「八」
「うん?」
「私は君を殺してしまうよ」

彼が少し笑った気がした。



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これ別に夢じゃなくてもよかったな



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