小説J

□bsr連載
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「はい。」

ちょこんと正座している私。
左腕にはムニルさん。
左隣には卯之助君。
・・・え、何この状況。

「・・・あ?」
「え?あ、はい。」
「おい。はいってなんだ。」
「・・・いや、何言ったらいいかなって。」

突然ここに引っ張り出されて、座らされて、はいスタート!ですよ。
意味わかんねえよ。何をやりなさいって指示くらい出してくださいよ。
つーか私に司会とかマジで任せんなよ。死ぬよ。死なないけど。

「礼くらい言わんか。」
「・・・なんで?」
「なんでだと?お前、呼んでくれた者がいるからここまで続いたのだろう。お前が礼を言わずに誰が言うのだ。」
「・・・管理人とか。」
「居らん。」
「いやいやいや。」

なにそれ。管理人の存在否定?おいおい管理人泣くぞ。
っていうか私がお礼言わなきゃいけないの?マジで?どして?
・・・・あ、私が主人公だからか。おほほ主人公ってつらいわね!・・・私うぜえ!

「少なくともいない設定だ。ここでは。」
「設定とか、そんなの打ち合わせでなかったですよね!?」
「知らん。」
「知ってよ!そこんとこ知っててよ!」
「ツッコミ五月蝿いぞ。さっさと進めんか。」

無茶おっしゃる。っていうか、これはいったい何をすればいいの。
眉根を下げ、唇を尖らせれば、「ふてくされても無駄だ」とばっさり断ち切られる。
仕方がないので、がんばろうと思います。

「えー、と、bsr連載『どうせ私は。』、50話突破です。ありがとうございます。」
「ありがとうございまーす!」
「感謝する。」
「アンケート第三位!まさか更新遅れ気味の『気まぐれな人』に負けるとは思ってもいませんでしたが、これからもグロシリアス変態要素でハッスルしたいと思います。」
「まーす!」
「うむ。」

・・・え、終わり?

「・・・・え、・・・っと、あの、アンケのコメントもありがとうございます。可愛いとか、かっこいいとか、お友達になりたいとか、惚れたとか、マジで嬉しいっす。女の子大歓迎っす。可愛い子限定で。」
「我が侭いってんなこの変態が。」
「ひでえ。ひどすぎる。なんなのこの仕打ち!」
「私に対するコメントも感謝する。まさかくるとは思っていなかった。」
「まさか鬼畜と称されるとは・・・私的にはただのしゃべる自己中スネークですけど。」
「死ね。」
「直球!」
「僕にもコメント頂戴ね!ほしい!」
「あげなくてもいいです。あげるなら『この変態ドMが!』っていう奴にしてください。」
「ドMってなに?」
「気にしなくていいよー。」
「・・・・。」

・・・あれ、もう言うことなくなったんじゃね?
ドMの意味がわからなくてむすくれる卯之助くんを適当にあしらって、私はごほんと咳払いした。

「あ、っと、これからもがんばって人殺します。どうぞよろしく!」
「私も早く真の姿をお見せしよう。」
「僕も早く死ぬよ!」
「卯之助君、それはいろいろとマズい発言では・・・・いや、あえて何も言わない。」
「もう言ってるぞ。」
「!!」



あー。

ありがとうございました。







50話記念!

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