‡過去夢‡

□その2
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「中途半端なおもてなしでごめんなさいねι」

「ううん。楽しかったわ」

「そう?それならいいけど…」

「お仕事頑張ってね」

「ありがとう、頑張るわ!清雅なんかに負けないんだから!!」

秀麗がそう宣言すると、姫君はふふっと笑った。




秀麗は改まって姫君を見つめた。真っ直ぐに…。



「あ〜…今日は本当にいらして下さり、ありがとうございました。…………また、来てくれる?」


少し不安気に尋ねてくる秀麗に満面の笑みを向けながら姫君は答えた。




























「もちろん!!」



秀麗は軽く微笑んだ。

「ありがとう。それでは、またのお越しをお待ちしております」



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