◆2017年◆

▼書込み 

01/28(Sun) 10:03
心の靄がはれたから
ラッシュ

山々の中にある昔の遺物跡の街

初めてここを出発して見た景色と
今ここを見る景色が違う気がした
何が?と聞かれても
「それは…」と口が止まってしまう
木々の1本1本
葉の1枚1枚がみどり鮮やかで濃く
囲まれた街はそこにある事が当たり前であたたかく
一番所が青や赤や紫の空に届きそうでおおきい
心ではそう感じているのに
「えっ、と…」と口が迷ってしまう

ふいに頭に置かれた手が心地良く
自然に目を閉じる

手が左右に動く度晴れていく



“瞳に映るものだけが真実とは限らない”
“瞳に映るものは心に焼き付けられる”
どこかで聞いた声で言葉が広がっていく


もう一度

今ここを見る景色と初めてここを出発して見た景色が違う気がした

「木々の1本1本 葉の1枚1枚がみどり鮮やかで濃く
囲まれた街はそこにある事が当たり前であたたかく
一番所が青や赤や紫の空に届きそうでおおきい」

口が動いて声になった言葉が嬉しくて
涙がゆっくりとにじみ出していきながら

私は私の旅が終わった事に微笑んだ

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