◆2017年◆

▼書込み 

01/28(Sun) 10:10
眼差し‐僕たちが望んだもの-
ラッシュ

夏の日
止まっていた砂時計が1つ
やや角度をつけて砂を流していく

それが

再開で
始まりで
開演で

あるようで無い台本のページをめくっていく

少し大人びた砂時計が3つ
正位置で砂が流れている

それは

優しさと
残酷さと
戸惑いと

ひっくり返せない砂の重さを感じている


一人距離が離れている俺は
ふと頑丈な身体に感謝する
まだ正常だと


夏の外化に触れて
身体に傷を負いふらつくお前
身体に傷をつけ倒れそうになる君
身体に傷を残し曇りかかるあなた

見ているのが辛い


一人距離が離れている俺は
また誰かが倒れないようにと

夏の日に祈る

そして俺に自由があればとも、と

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