◆2017年◆

2016年に綴った詩が置いてあります。

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01/28(Sun) 10:29
希望的観測で
ラッシュ

そこに子猫がいる
夏が近い季節というのに
子猫はうずくまって震えている

君はそんな子猫に何をする





例えば寒さを凌げるように毛布を用意するのか
例えば腹ペコであろうと予測してミルクをあげるのか


それとも希望は与えずに何もしないのか


きっとどの行動も正しい
毛布や食料を手に入れる事が出来れば数日はもち
それで体調が良くなれば動けどうにかするだろう

何もしないのであれば
その子猫は君を知る事なく過ごし子猫の世界には存在しないヒト
最後まで責任をとるつもりがないならそこに罪はない



うずくまっている子猫に声をかけるモノがいた
寄り添うように声をかけ
どうやら毛布と食料を持ってくる様だ


数分…
数時間…

声をかけたモノが子猫のもとにくる事はなかった


それが悪い事か良い事かはわからない
でも子猫が希望は持てたのだろうと思えば良い事だったのかもしれない

少なくても声をかけられ認知した時は生き
何かを持ってきてくれるという希望を与えたのだから


優しい言葉は希望を
寄り添いは安心感を
観測は経過の記録を



2階窓から見える光景にそれを思う

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