◆2010年までの扉

2009〜2010年までに綴った詩が置いてあります。

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01/27(Fri) 16:02
【貴女までは何マイル?】
ラー

手を伸ばし仰ぎ見た空は
あなたへと何を語りかけたのだろう?
撫でる様に髪を揺らす風は
あなたへと何を囁いたのだろう?

夕暮れに声を掛けた
色の映えていない瞳
特徴のある声といつもの笑顔はどこに消えたの?

静まる夜に声を掛けた
支えあう背中と背中
他者を遠ざける冷たい言葉の訳はなに?

もし絶望においやられたのなら
小さくても何か話して
諦めた今日を過ごしても何も変わらない
奇跡なんて信じなくていいから明日を望んで

陽が注ぐ朝に声を掛けた
台所に立つ後ろ姿
楽しみを追いかけた無邪気さはどこ?

昼下がりに声を掛けた
海岸線を歩きお気に入りの麦藁帽子
いつも仰ぎ見ていた空は見ないの?

もし疲れてしまったのなら
小さくても何か話して
考えない今日を歩いても何も生まれない
希望なんて期待しないでいいから明日を思って

手を伸ばし仰ぎ見た空は
あなたに何を語りかけた?
撫でる様に髪を揺らす風は
あなたに何を囁いた?

何もかもがどうでもいいのなら
今は言う通りに手を伸ばして僕が手を引くから

絶望を振り切って
どこまでいっても離さない
疲れを抱きしめて
立ち上がるまで離さない

僕が手を繋ぎ抱きしめるから
似合わない顔はやめてもう一度空に手を伸ばそう

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