小説もどき

□〜旅〜子供の話(オリキャラ)
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「旅がしたい!」
言ったのは、犬夜叉家の長男で弟の“有夜”(ゆうや)
「何言ってるのよ?!熱でもあるんじゃないの?!」
有夜を止めようとしているのは母・かごめである。
「冗談で言ってんじゃないよ!!!
俺は本気だから…!」

「ダメに決まってるでしょ!危ないのに!ねっ犬夜叉!」
かごめは夫である犬夜叉に話をふった。
「おまえ…旅に出るって、何のために行くんだ?たいして強くもねぇくせに…。」

「だから!強くなるために旅に出るんだよ!」

「武器もねえのにか?」
はっきり言って、何にも武器になりそうな物は持っていなかった。
「……姉貴連れていく!」
有夜には一つ年上14歳の姉・香澄が居た。
香澄はかごめに弓矢を教わっていたので、戦力になる。
「そう言う問題じゃないでしょ!!!それに…香澄だって行きたくないかもしれないし!」

「姉貴どこ?!話する!」

「……確か、外で破魔矢の練習してるわ…。」
かごめは気持ちがあまり進まなかったが、きっと香澄が止めてくれると思い居場所を教えた。
香澄は弓矢の練習と共に、四魂の玉の見張り役として外によく居る。
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