小説もどき
□〜犬夜叉・学園物語〜
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「肩いたぁい!!!」
かごめは肩を回しつつぼやいていた。
「1時間目は…数学ぅ〜〜↓↓」
かごめは机に突っ伏し「はあぁ〜あぁ」と深いため息をついた。そして少し距離のある犬夜叉の方を見た。
「…犬夜叉…寝てる?…」
「す〜す〜」
犬夜叉は気持ちよさそうに寝息をたてて寝ていた。
「あいつ…授業には起きるかな?」
キーンコーンカーンコーン…
「……………」
「起きる気配無しっと…」
その時ガラリと教室のドアが開いた。
数学の先生が入ってきたのだ。
「はいっ日直。」
「起立…気をつけ…礼…」
かごめは犬夜叉が寝ているのがバレやしないかとドキドキしていた。
(あぁ…何かと私って犬夜叉と関連してるから、見つかったら呼び出しされるよね…。トホホ…)
まだ呼び出されてもいないのに、かごめはナゼか落ち込んでいた。