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【こ】 5件

【香宗我部親泰 (こうそがべちかやす)】
元親の次弟、通称「泰」。長宗我部家の外交官、政治的防衛ライン。兄たちと異なり、堅い武家言葉を使う。
一見型破りな元親の真意や謀略を、正確に読み取れる人物のひとり。


【児玉就方 (こだまなりかた)】
毛利児玉水軍の最高指揮官。片腕と頼む息子・就英と共に瀬戸内海を転戦し、塩飽党から豊臣軍まで向こうに回して戦い抜いた歴戦の武人。本人はいたって謙虚で、毛利家への尊崇も厚い。


【児玉就忠 (こだまなりただ)】
毛利氏の総務部長。戦功華々しい弟の影に隠れがちだが、水軍の維持管理はこの人のおかげといっても過言ではない。控えめだが、意見ははっきり述べるタイプ。


【小早川隆景 (こばやかわたかかげ)】
毛利元就の三男、小早川水軍の美しき頭領。涼やかな挙措は父親ゆずり。
万事に急峻な毛利軍で育った反動か、若干、おっとりしすぎているところもあるが、それを補って余りある智勇兼備の名将。


【五龍姫 (ごりゅうひめ)】
元就の次女、宍戸隆家夫人。名は於龍。性格が最も元就に似て、気位が高く気も強い。
元春夫人の新庄殿とは絶望的に反りが合わず、家中の火種になることを懸念されている。一方、心から惚れ抜いている夫には遠慮がちで、一触即発の事態を免れているのは隆家の戒めによるところが大きい。



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