01/20の日記
01:49
御意 〜イタチ〜
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「 わしは、今でも反対なんじゃぞ… 」
諦めきれないとでも言うかのような強い視線で射抜かれる
「 三代目様、もう決めた事ですから 」
暗部装束の面の下から 揺るがない決意の声がして
三代目は、溜息を吐いた
手近にある箱を引き寄せると、煙管に火種をくべ ゆっくりと吸う
「 他に方法は無いのか… 」
「 火影様… 」
何度目かの押し問答
心は、変わらない
その度に返される強い想い
「 どうして、そこまでする 」
暗部面を外したそこには、紅い瞳が宿る
「 里の為… 大切な者の為… 」
歳を取った自分の身には、少々重い 火影のイスから立ち上がり、背を向ける
「 その、大切な者に恨まれてもか 」
「 はい 」
窓の外に見えるこの里
ここは、少し大きくなり過ぎた
それ故に、こんな重荷を…
「 すまぬ… 不甲斐ない火影を 憎んでくれ 」
「 私から望んだ事です 火影様が、気に病む必要は ありません 」
振りかえり、まだ年若いその若者を見据える
「 おまえの最後の望みは、必ず叶える 安心するがよい 」
差し出されたその面を受け取ると
一呼吸置いてから
「 うちはイタチ 里抜けを命じる 」
「 御意 」
他サイト様のSSに触発されて、書いてみたのですが
イタチ… 書き慣れず(暁全般なのですが…((汗
ホントに申し訳ないです…orz
いつかリベンジを…
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