03/22の日記

23:29
教えてゲンマ先生
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18Rな下ネタです

自己責任でお願いします(^^ゞ














事後、まったりとした空気の中


ベットでタバコを吹かすゲンマ


その横顔に、どうしても気になっていた事を
問いかける


「ゲンマ… 聞いていい? 」


ゲンマは、気にした様子も無く視線だけを向ける


「私… 気を失わなかったんだケド… どっか悪いのかな…?」


「はァ?」


怪訝そうなゲンマ


「だって、よくお話なんかであるじゃない
最後は、意識を飛ばしてしまった…って…」


ゲンマの煙草がポロリと落ちる


「あ、イヤ、それは 人それぞれだろう」


なんだかしどろもどろのゲンマ


「おまえ初めてだろ? 初回から、飛んじまう奴なんて まれだろうよ
あ、でも おまえイッただろ?」


「イク…?イクって…?」


腕組みしだしたゲンマに
ねぇねぇと詰め寄ると


「ホラ、おまえ 気持ちよくて頭が真っ白になったりしなかったか?」


私は、少し考えて


「白く… なりそうには、なった」


正直に答えると


ゲンマは、怒ったような泣きそうなような なんとも言えない顔をして うなだれた


「俺とした事が…」


そのままブツブツと行為の内容を反芻するみたいなゲンマに


「じゃあさぁ、最中に目を閉じてると 怒るのはなんで?」


新たな疑問を投げかけた


ゲンマは、ちょっと躊躇ってから


「そりゃあ、おまえ… 目を閉じてっと、何考えてるか分かんねぇだろ?他の男の事考えてたりしてたら…やじやねぇか…」


なんて早口でまくしたてるゲンマが可愛いくて


「ゲンマでも、嫉妬するんだぁ」と大袈裟に驚いてみせると


「うるせぇ…」と、気まずそうにそっぽを向いた


「でも、ゲンマの事 じっと見てても… 怒るよね?」


いつもクールな彼が、今日は珍しく


色々な顔を見せてくれる


それだけでも、彼女の役得だと嬉しいのに


「見られてると、恥ずかしいだろ…」と薄ら耳を紅くした


「それに…男には、色々事情があってな…おまえの視線は…色々と、クルんだよっ」


ナニが?と聞いたケド


それ以上答えてくれなかった


「あとね、」その言葉に「まだ何かあるのか…?」呆れ顔


「もう少しだけ… ねっ 」両手を合せてお願いする私に


溜息を吐いた後 「あと、なんだよ… 」私に向直り、胡坐をかいた


「あのね… ゲンマ、 中で出したじゃない…?
なんかよくお話とかでは 自分の中で 勢いよく出るのが… 感じられて
満たされた感覚になる… ていうケド… なんだか… 出たのが、よく分らなかったんだケド 」


ゲンマの眉間に皺が寄る


「おまえは… どんな話を読んでるんだ… 」


あきれ顔のゲンマに、両のコメかみを拳でグリグリとされ


「まぁ、それも人それぞれだ… 久しぶりで溜まってたりすると 勢いがよかったりするがな…」


ほぉ〜 なんて頷きながらも「ん?」引っ掛かった


「て事は… ゲンマ溜まってないの?」


ギクリと揺れた肩を見逃さず


「…誰としたの 」泣きだしそうな私に慌てて


「違う!…1回、出しといたんだ…」


後半モゴモゴと口籠るゲンマを気にも留めず


「なんで?」また素直に疑問を口にすると


「男には、色々あんだよ!」で誤魔化そうとする事を許さず


じっと、その瞳を見つめる


しばしの沈黙の後


「…好きな女とスルのに、サッサとイッたら…俺の立つ瀬が無いだろ… 」


小声でそう告白した


そうかぁ… 男の人って 出しとくと長持ちするんだぁ


なんて考えながらも、先ほどのゲンマの言葉を思い出し嬉しいのと恥ずかしいのが入り混じり


顔が紅くなる


「まったく…紅くなりてぇのは、こっちだぜっ…」


また、そっぽを向くゲンマの首に抱きついた


「可愛いぞっ、ゲンマっ」


テレ隠しなのか「だ〜っっ!!」大声を出したゲンマの背を撫でると


「あとは、いいのかよ…」と半ばやけくそな声


「う〜ん… あっ!ゲンマ、途中で出さなかった?」


「途中?」


またもや怪訝そうな顔


「だって…途中で、なんだか下半身びしょびしょで…冷たかったんだもん…」


私が言い終わらないうちに


ニヤニヤしだしたゲンマ


「…そりゃあ、おまえの出したもんだ…」


意味が分らず、キョトンとしていると


「おまえが、潮吹いたんだ 」


私には、理解不可能な言葉が降ってくる


「潮…?吹く…って? 」


「女は、稀に 気持ちよくなると 愛液とは別の液体
がでる事がある
それが、ハマグリが 潮を吐き出す様と似てるので
潮を吹く って言う…
でも、おまえ…良かったな
潮を吹くって、名器の証らしいぞ…」


なんだかイマイチ良く分らない内容だったが


「…名器?それは…いい事なの?」


「あぁ、俺にとっては 特になっ 」


なんてイヤラしい顔で笑うゲンマに


なんだか、顔が紅くなった


「あとは…?」


さっきまでの狼狽ぶりがウソのように


余裕綽綽な笑みを浮かべるゲンマが悔しくて


「お話によると、男の人はすぐ回復して
朝まで何回もしたりするみたいだケド…」


途中で押し倒されてから、後悔した


形勢逆転とばかりに、ほくそ笑むゲンマが憎らしくて


「まぁ、所詮…お話はお話よねっ 現実は違うものだもの…」


なんて、私の上に覆い被さるゲンマの胸を押しのけるが


器用に、一纏めにされ 頭上へ縫いとめられてしまった手


「じゃ、朝までな…」


凄く嬉しそうなゲンマ


今日は、いろいろと教えてもらったから


まぁいいっか… と瞳を閉じた







end




まさかの、ゲンマさん連続\(^o^)/

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