11/01の日記

23:49
越える 〜ハヤテ〜
---------------





「 まっ、まって…んんっ


いつものハヤテらしからぬ強引さで重ねられた唇


纏うふいんきは、変わり無くハヤテなのに


まるで別人のような立居振舞にたじろぐ


私は、必死でその見た目より筋肉質なハヤテの胸をグイグイと押しやるも


煩わしいとばかりに、その両手首を大きな手で鷲掴みにされ


逆に、グイと引き寄せられてしまう


隙間なく密着した距離に、私の心音がやけに耳に響いて


この所業の訳を知りたくて問いかけたいのに


少し開いた唇の隙間から、私の声は漏れる事なく


ハヤテの舌に絡め取られた


ザラザラとしたハヤテの舌の感触が、リアルに私の舌に伝わってくる


口内は熟れたような熱さなのに、そこだけ少し冷えていて


これは、夢ではない事を告げている


このままでは、何も考えられなくなりそうで


逃げるように身体を離そうとすると


それを許さないとばかりに


掴んでいた両手を、私の背後に回し 腰辺りに抑え付ける


後ろ手に拘束されたような格好の私に逃げる術はなくて


そのままハヤテの方に、身体を引き寄せられ


その胸内にギュッと抱きしめられる


ハヤテは、それでもまだ足りない と言うように


まるで、自分の昂りを私に知らしめるようにギュウギュウと押しつけてくる


その張りつめた硬さと大きさに、腰を引いたが


やはりスグに引き寄せられ


また、擦りつけるように押しつけてきて


カァーッッと赤くなる顔を見られたくなくて、他所を向いたら


私の後ろ手の拘束を、片手だけで掴み直すと


空いたもう片方を私の後頭部に回し


息をする事もままならない、激しい口づけをされた


クラクラする思考


ピチャピチャとした湿った音と、チュッチュッという大きめなリップ音が 静かな室内に響いている


恥ずかしくて逃れたいのに


頭と腰の2か所をギュッと抱えられている私は、もう自分の足が地に着かないほど抱え込まれていて


立ったまま覆い被さるようにハヤテと重なり合った体制に、私の背骨がしなる 


もう1cmの隙間も無く密着した互いの身体


そのピッタリと触れ合う胸から、ハヤテの心音まで感じられるようで


もうこれ以上体重をかけられたら反りかえり床に着きそうな時


ようやくハヤテが、唇を離した


息苦しさで息も絶え絶えな私に


「 抱くよ… 」


静かな、それでいて拒否権の無いハヤテの言葉


戸惑う私に構う事無くソファーに押し倒され


綺麗なその指先で、器用に胸元のボタンを外していく


薄い布地しか纏っていなかった為


スグにそのふくらみは露わになり


ハヤテの目前に晒されたその頂きは


もう芯をもって硬く立ち上がり 痛いほど張りつめている


それをクスリと笑われて、赤くなる頬を腕で隠す


「 ハヤテ… もう、やめっあんんっ


拒否の言葉より早く


その頂きを甘噛みされ、思わず声が上がってしまう


もう片方の先端の窄みにカリカリとツメをたてられ


腰が跳ね上がった


それを、見計らったように 下肢の布を引き降ろされ


内太股を撫でるように、ハヤテの指が這う


すぐさま、蜜を溢れさせ熟れた中心に指が侵入し


グシュグシュと粘着質な音をたてる


私の子宮口に届きそうな程長いハヤテの指が


何本も私の中を動き回り内壁を擦りあげる


急速に進んでいくハヤテの行為に


ついていけてナイのは、私の思考だけで


身体は、しっかりとハヤテによって高められていて


「 ハズカ…シイ… 」


素直に口にしたら


「 大丈夫… 綺麗だ… 」


そう耳元で囁かれた


ドンドン上がる自分の体温に、唇から洩れるのは甘ったるい声と


ハァハァと短い吐息だけで


ハヤテ自信が私を貫く頃には、熟れた脳内と暑い身体を持て余し


目の前の、ハヤテに縋りつく事しかできなかった


自分達の回りの温度だけが、急速に上がっていくようで


汗が背筋を伝う


挿出を繰り返すハヤテの腰が、入口のごく浅い所を突いた時


ハヤテの囁きが、沈み込む意識に語りかける


「 愛してるよ… 」







end



ハヤテ誕用に書きました


誕生日ちっくでは無いケド、やり方はどうあれ←(笑)


ハヤテの好きな人と、やっと一線を越えられた記念て感じで


どうでしょう…(^^ゞ((アセアセ



☆コメント☆
[カカシ妻エリー] 11-03 02:15 削除

うーん(´ω`)
エロエロv

なんか今までの作品の中でもTOPクラスのエロに感じました←

ハヤテだって男だよねぇv
と、改めて思わされた話でございました。
これからも、より一層とエロに磨きをかけてくだされ(^皿^)

素敵エロSSありがとうv

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ