07/01の日記
03:02
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「 オイっ、男を押し倒すなんて 十年はえぇぞ… 」
思い詰めた顔で、俺の上に馬乗りになるコイツの決意は固い
子供の気まぐれに、面白半分でつき合っただけのつもりが
いつの間にか、その真っ直ぐ向けられる眼差しや
純粋な気持ちを
茶化す事もできなくなっていた
俺を好きだと言う おまえに
なんと言って断ればいいのか考えあぐねていた
あいつは、親を知らない
だから、俺なんかを好きなのと親を慕う感情とを一緒にしているだけだ
「 俺なんかのどこがいいんだよ… 」
「 おまえ… あったかい家庭を作る事が 夢って言ってたじゃねぇか… それ、諦められんのか… 」
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