09/23の日記

23:14
作成中
---------------






目が覚めると、すぐ傍にカカシさんの顔がどアップで


俺は、驚きながらも溜息を吐く


毎回、このような状況で起きるのだが 


いつまでたっても 慣れない


何度目にしても、この端整な寝顔を見慣れないのもそうだが


徐々に覚めいく意識と同時に、自分の身体に感じる倦怠感と甘い疼き 


そして、決まってそれらと一緒に思い出す 昨夜の記憶と足先から駆け上がる羞恥心


「 はぁ… 」


毎回、思う 


昨夜の俺の言動全部 記憶から消し去りたい


そう思うのに、俺の身体のあちこちに残る朱印は それを許してくれなくて


毎回俺は、盛大な溜息を吐くことが せめてもの抵抗だった


男として、どうなのか と思わなくもないし


男の俺が、男に組み敷かれる 


それは、俺の中の自尊心との鬩ぎ合う行為で


女のように、触れられ扱われる 


しかも、優しく大切に 壊れ物みたいにだ


あろう事か“可愛い”とか言われまくり 


男の俺の身体なんて、柔らかくも 丸みも無く


ひたすら平らで、硬いだけなのに


全身隈なく愛でられ いたる所に朱印を付けられて


俺は、女みたいに甘い声で喘いだりする


もうホント、羞恥心は半端じゃなくて


声を出さないように とか 快楽で訳分んなくなんねぇようにとか


毎回、必死で 抵抗するが


もう、なんて言うか カカシさんとのSEXは


俺がどう抗っても、全然太刀打ちできるレベルでは無く


事の終いまで、記憶があった例が無い


そして、毎回この寝顔を睨む事しかできない情けない俺
 

アスマの時は、こんなんじゃなかった


一緒に居た時間が長かったからか、こんなに 羞恥心で“うがーっっ”となる事はなかったし


甘い時間が無かった訳じゃないが、もっとメリハリがついていた と言うか


割とサバサバしていた と言うか


兎に角、甘さの濃度がカカシさんとは段違いで


たまに、マジでこの人俺のこと女だと思ってるんじゃないかと思う時があるくらいだ

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ