book>双子星
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呉「・・・」
葵「・・・」
多分考えていることは一緒だろう
葵「ねぇねぇ」
呉「うん」
「「何処?」」
目の前には大きな学校らしき建物
学校と言っても、2人が通っていた高校ではなく、もっと立派なものだった
呉「どうする?」
葵「勝手に入っていったら怒られるんじゃないかな?」
呉「だよね。腕時計が壊れてないなら一時間目が始まるちょっと前だけど」
葵「うーん・・・」
「そこの2人―!!」
どうしようかと悩んでいる2人に三つ編みメガネの男性が近づいてきた
葵「なんか先生っぽいよ」
呉「先生っぽいね」
葵「どうする?」
呉「まぁなるようになるよ」
葵「だね」
2人がそう言っている間にも先ほどの男性がどんどん近付いて来て、
すぐに2人のもとへたどり着いた