ドキサバ・企画

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「キノコ、きのこ、茸・・・」


美味しいよねキノコ・・・
味付けも調味料がそろってたからちゃんと出来るしー
足りないのは山菜とかで補えばいいしね


「やあ壱華。何か手伝うことはないかい?」

「あれ?精市じゃん。今の時間だと精市は水汲みじゃない?」

「あははっ!そんなの速攻で終わらせたに決まってるじゃないか」


素晴らしい笑顔ありがとうございます精市君
何も言ってないのに料理をさらに盛り付けていく精市の手際、良すぎだと思う


「あれ?このバケツの中、魚が入ってるよ?」

「んー?あぁそれ、昨日の夜釣ったんだよ。私が」

「へぇ、結構大きい鮎だね」


あーばれたばれた・・・
一匹しか連れなかったから精市に食べさせてあげようと思ってたのになぁ
驚かせようと思ったのに


「可愛いでしょ」

「綺麗だとは思うけど、可愛い?」

「可愛い。よし、準備できた」


ナイスなタイミングで料理も出来上がったことだし、さっさと食べて散歩にでも行こうかな


「あ、壱華」

「ん〜?」

「水を汲んだあとちょっと散歩してた時に綺麗な花が咲いてる場所見つけたからさ、
 食べた後散歩に行かない?」

「別に散歩に行こうと思ってたから良いけど・・・どうせYesorはいなんでしょ」



(どうせ選択肢はくれないくせに)(どうせ拒否しないじゃない)(まぁ暇だしね)

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