ドキサバ・企画

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「・・・」

「・・・・・・」

「・・・」

「・・・・・・・」

「ねぇ、暇なんだけど」

「・・・・・・・・・・・・」


現在の状況を説明してあげるよ
朝食を食べた後、言っていた通りに僕と壱華は花畑に来ていた
花畑が見えた瞬間、普段のやる気なさそうな状態から一変
全速力で駆け出した壱華は、花畑の真ん中あたりで倒れた


「えっ!?ちょっ!!?」


そりゃあ焦るよね
だっていきなり倒れるんだもん
倒れる前に一応身体弱い奴が全力疾走したんだよ?
もちろん俺も走ったよ



心配していた俺をよそに、壱華は夢の中だったってわけだ


「幸せそうな顔してコイツは・・・」

「む・・・」

「ふーん、ここの花茎が長いから編めそうだな」


慣れない環境で疲れが溜まってるんだろうし寝かせておいてあげるけど
その間暇だということで慣れた手つきで花冠を編んでいく
慣れてるのは妹によく編んでやってたから


「よし、できた」

「ん・・・・?」

「あ、起きた?」

「くぅ〜」


また寝やがった・・・・



(ここはベタに眠り姫に目覚めのキス?)(すーすー・・・)(えい♪)

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