月夜の旅人

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「ふーん、あなた面白いわね!私はナミ!!

あなたは?」


『…レイだ

ナミ…でいいか?」


「えぇ!もちろん!
よろしくね!レイ!

!あっ!レイ!あそこの屋根登りましょ!」









「なぁ親分!!あの海図は恐れ多くも海賊
“道化のバギー”様の持ち物だ!!!」


スパァアン


「!」


ルフィの頭が叩かれ、麦わら帽子が飛ぶ

が…


ゴッ!!!

「!!!」

ルフィは帽子を吹き飛ばした男の顔面を殴る


「おれの宝物に触るな」


「こ、この野郎ぉ!!!」

残った二人の男がルフィに襲いかかるが…


スタッ


「!レイ!!」


『…』


ルフィの前にレイが突如現れ、掌を相手に向けると…



ドガァア…!!!


掌から発生した冷気の爆風によってそのまま二人の男は吹き飛ぶ。

当然男逹は気絶する



「すごい!
強いのね!あんた逹。
剣相手に素手で勝っちゃうなんて!」


ナミが見計らったようにルフィとレイに話かける


「レイ!ビックリしたのよ?いきなりいなくなるから!」


『…』


「誰だお前!レイを勝手にどっか連れていきやがって!」


「私は海賊専門の泥棒っ!!ナミって言うの
私と組まない?」


「海賊専門?」


「そう!私は海賊からお宝を盗む泥棒っ!

私と組めば儲かるわよ!」

ナミはそうルフィとレイに言う


が…


「いやだ!おれは別にお前と組みたくねぇ

行くぞ!レイ!」


『……あぁ』


ルフィはレイにそう言い、スタスタと歩き出す
それに続き、レイもナミを一瞬見たあと歩き出す


「…!ちょっと待ってよ!」


ナミは慌てて屋根から飛び降り、ルフィとレイを追いかける



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