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□愛が止まらない
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「痛たた…。もぅ、花さんはすぐ暴力何だから…」
本当痛いよ…。
今凄く辛いんだから、これ以上僕を悲しみに落とさないで欲しいよ…。
「ちっ。おら、行くぞカメ公!」
「はいはい…」
何だかんだ言っといて、結局入るんだね、先輩も…。
僕らは二人で風呂場へと向かって行った…。
「で、来たはいいけど、ちょっと先輩っ近いよ」
「うるせぇ!狭めぇんだから仕方ねぇだろ!お前こそもう少しそっち行けよ!」
「行ける訳ないでしょ。こっちもこれが限界」
お風呂が狭いのは知ってたけど、まさかこんなに近いとは思ってなかったなぁ〜。
先輩との距離が、3p位しかないよっ。
(…///先輩肌綺麗…。何だか顔も赤いし…、色っぽい…。って、何考えてるのさ、僕はっ!!うぅ〜、理性もつかなぁ?)
「……カメ公…」
「あっ、な、何?」
「お前…、何であの時俺が良太郎の事好きだって、分かったんだ…?」
自覚ないんだ、先輩は…。
「最初に言ったでしょ?会った時から思ったって。その時気付いたんだよ」
「なっ、何で…」
「……見てたからね、そりゃ分かるでしょ」
ずっと先輩しか見てなかったんだから。