NOVEL4

□にゃんだとうさぎ
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コンコン



ガチャ




「いらっしゃ〜い」


「おう」





迎え入れたのは赤髪兎





てとてとと小さな足音を立てて部屋に入る






「何飲む?お菓子もいっぱいあるさ」

「茶、おかしはあまいからいらない」

「あら…そ。」


なんか最近ますますユウに似てきたんじゃねぇこいつ




向かい合うは小さな猫人間



名前はにゃんだ(本人否定)



ある日突然やってきた仲間だ



「なぁらび」

「ん、何さ?」


「らびはユウとおさかんなのか?」




ああきたか

この質問




ラビは笑顔を崩さず答える


「うーん最近はご無沙汰さね、先週は結構お盛んだったけどな」

「ふぅん」


ありゃ納得した?





「あれんがおさかんはすごく好きじゃないとしないっておしえてくれた」

「へ、へぇ…」


あの馬鹿


「ユウはあれんが嫌いだな」

「そうか?あれはあれで仲いいと思うさ」

「なんで?」


「ユウっていっつも憎まれ口叩くだろ?俺はさ、ユウの本心分かるから受け入れちゃうんさ。そうじゃなくてアレンは真っ向から対立してるんさ」
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