NOVEL4
□にゃんだともやし
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「待ちやがれ!」
「にゃぁっ」
とととととっ
だだだだだっ
「な、何」
「あっあれん!たすけて」
猛スピードでつっこんでくるにゃんだと神田
にゃんだはアレンを見つけるて後ろに縋る
「おい、モヤシそいつを渡せ」
「嫌ですよ、アレンですって言ってるでしょ。にゃんだが嫌がってるじゃないですか」
「風呂入れるんだよ、渡しやがれ」
「風呂?」
アレンはくるっと後ろを見る
「ふみぃ」
「にゃんだ……なんか臭いですね」
「ったりめぇだ、牛乳頭から被ったんだからな」
「はぁなるほど。いいですよ、僕が入れます」
にこっと笑うと神田はしばらく睨み
「…じゃあ俺は部屋片付けるからそいつを頼む。おいちび、牛乳の一滴も残らず綺麗になったら部屋へ来い。いいな」
「にゅぅっ…」
説教確定
「じゃ、にゃんだいきましょうか?」
「いやだ!なんでひるまからふろはるんだよ」
「いや…牛乳落とさないと」
「このままでいい!よるにはいる!」
ああ聞き分けのない子
「にゃんだ…」
「ふぅぅ」