NOVEL4

□にゃんだとへんたいめがね
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「今回も異常なしだね」

「ん…ありがとな」


作られた命、にゃんだは月一で定期健診を受けている

それはいつ何時異常があらわれるかわからないからだ


そして今月の健診が終わり診察台から下りようとする



「あ、にゃんだ君」

「んっ?なに?」


爽やかに笑うコムイは頼れる医者でもある



「ちょっと協力してくれない?」



同時に自他共に認める変態科学者でもある







「いや」




「えっ…え!なんで!?」

「あれんとユウとらびがこむいはへんたいめがねだからゆうこときいちゃだめっていってた」



あらら、ちゃんと教育受けちゃってるんだね



「へんなじっけんにはきょうりょくしちゃだめなんだ」

「変な実験じゃないよ〜、きっと神田君もラビもアレン君も喜ぶと思うけどなぁ」

「にゃ…?ほんと?」


くりっと首を傾ける



「本当本当っだってにゃんだ君を大きくしてあげるんだよ?」

「おっきくなるのか!?」


目がきらきらと輝く



「もっちろん!一瞬で神田君達と同じだけ成長できるんだ」

「すごい!…すぐにおっきくなるのか」
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