NOVEL4
□にゃんだとあるこーる
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まさかこんなことになるとは思いもしなかった
「な、なんで…?」
部屋に残したお酒はにゃんだの力で開けられるようなものではなかった
ちゃんと隣にはにゃんだ用に牛乳(500ml)も置いておいた
なのに……今にゃんだは泥酔している
「ふみぃ…にゃぁ//」
なんでだ?
思い出せ
何がいけなかった?
「あ………」
確か二人で任務おつかれって乾杯して、僕はお酒を飲んで、にゃんだは牛乳を飲んで
ちょっとだけ、とお酒を一口あげて、苦そうにして……
あれ、お酒…開けたまんま追加とりにいったんだっけ
「牛乳が空…ということは……………飲んじゃったんだ」
寄りによって度数の高いものばかり
初心者が潰れるのも無理はない
「あちゃぁ」
酔っていたとはいえあまりに不覚
にゃんだの体に悪影響が出なければいいが
「にゃぁ…ぅうっあれん//」
「にゃんだ、ただいま」
「おかぇりっひくっ…あれん、あれん//」
うりうりと頭をすり寄せてくる
可愛い//