NOVEL4

□にゃんだとおはなみ
1ページ/5ページ


「ぴんくのはなぁ」


「ああ、桜か…」


「さくら?」


「ユウの国の花さ、四季があるとこは春になると桜が咲くんさ」








今日は久々に外出







にゃんだもいつまでも教団内に閉じ込めるのは可哀相、ということで一緒だ








「でもにゃんだ帽子似合いませんね〜」

「むうっりなりーがかわいってくれたんだ!」






へえ………








三人は行けない腹いせをするリナリーを浮かべた








「僕が買ってあげますよ」


「ほんと!?」


「ええ」







きらきらとした目で見られとても嬉しい








「クスっでもにゃんだと神田が並ぶと本当に兄弟みたい」


「あ?何言ってやがるそこのモヤシ」


「本当さ、にゃんだのほうがちょっとちっこいからな」


「ちっこくない!おっきくなったんだ!」




ぷうっと怒るにゃんだ






さすがにあのまま外出は難しいので今日は大きい姿



薬は丸一日続くので早めに帰れば大丈夫





.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ