NOVEL4
□にゃんだとゆう
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「あはっユウちゃん恐〜い」
「ぶっ殺す!」
がばっと六幻を手に立ち上がった瞬間
ぐぅ
「……はらへった……」
黒猫の腹の虫がそれを止めた
「そ、そうさねっ食堂いこうぜ」
「なんかうまく逃げられた気がする」
「気のせいさぁ空腹で気が立ってるだけさ」
結局うまく丸め込まれ食堂に向かう
「そういやお前いつ部屋に戻ったんだ」
「ん、にゃんだが来たらまずいと思って、後処理だけしたら戻ったんさ………アレンに変なこと聞き出したらまずいしね」
「もう遅い……」
「?」
ラビの気配りはありがたいがすでにアレンにはバレている
「ははっまあにゃんだはわからないみたいだからいいさ」
「よくねぇ!//質問される身にもなってみろ」
「じゃあ今度は俺が答えてやるから、なぁにゃんだ」
「おれはかんだだ!」
「いい加減諦めて慣れろよ……」
ぷうっと怒るにゃんだ
「あっれーラビ、神田…とにゃんだじゃないですか!」
「あれんっ」
「昨日は楽しかったですね」
「てぃむがおもしろかった!」
そう言ってぴょんぴょんとティムキャンピーに飛び付くにゃんだ
パタパタ
「にゃっにゃっ!」