NOVEL4
□にゃんだともやし
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ぽんっと両頬を手のひらで叩く
「にゃっ!?」
「早くお風呂入らないと牛乳がにゃんだに膜張ってチーズになっちゃいますよっ」
「ちーずになるの?……い、いや…たべられちゃう」
「そうですよぉジェリーさんに料理されてみーんなに食べられちゃいますよ」
びっくぅっとにゃんだの体が跳ねる
「お風呂いきましょうか」
「……いく」
にゃんだにまたいらない知識が増えてしまった
「服も洗ってもらいましょうね」
「あれんもはいるのか?」
「ええ、任務明けですから汚れてますしね」
ぱたぱたとしっぽが揺れどことなしににゃんだはうれしそうだ
ごしごし
小さな体を丁寧にスポンジで洗っている
「にゃんだ、背中洗ってあげますよ」
「う?わるいな」
「いいえ」
ごしごし
ふとお尻の上から生えるしっぽに目が行く
すりっ
びくんっ
「にゃぁぁっ!」
「あ、すいませんっ」
「ひっぅ…しっぽはじぶんであらうからいい//」
あれ?今のって…今のって……
もしかして感じた!?とか