NOVEL4
□にゃんだとむねのどきどき
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くたーっと頭を垂らすラビ
だめだこいつ
ユウ以上の鈍ちんかもしれんさ
「あ……あれんとちうしたときは…//」
「ん?」
にゃんだの頬が紅い
「ここが…あったかかった」
ぽむっと自分の胸を押さえる
「にゃんだぁ…それってさぁ」
「にゅ?」
言うべきかなぁ
でも言ったところで困るのはユウとアレンだし
「愛されてるってやつさ」
「あいされてる?」
「そ、大好きだから胸がほかほかするんさ」
「ふーん」
間違ってはない
「じゃ俺はいくさ」
「ん、ありがとな。らび」
「どういたしまして」
「さぁて…真意を確かめるとするか」
ガチャ
「アレ〜ン」
「ノックくらいしたらどうです?」
「ははっそう言うなよ…ちょっとおもしろいこと聞いたから来てやったんに」
「おもしろいこと?」
ぎしっとラビはアレンのベッドに座る
「ああ、にゃんだがさ」
ぴくっとアレンの顔が強ばる
「にゃんだがどうしたんですか?」