NOVEL4
□にゃんだとちゅう
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その中から蕎麦を取出しにゃんだの前に置く
「ありがとう」
ちゅっ
「どっちがバカップルさ……」
殴られた頬を擦りながら席につくラビ
「なあにゃんだはいっつもアレンにちゅうしてるんか?」
「にゃ…?ありがとうのちゅうはだいじってあれんがおしえてくれたんだ」
「へぇ〜ぇ」
じろっとアレンを見ると罰が悪そうに視線をずらす
「にゃんだ、俺も水とってきてやるからちゅうしてさ」
「わかった」
「ラビっ!?」
かたっと立ち上がるラビに焦るアレン
がしっ
「何やってんだてめぇは…さっさと飯食って鍛練いくぞ」
首根っこを掴まれずるずると引っ張られていくラビ
哀れ
「おい、モヤシ…」
「は、はいっ」
「てめぇこいつにあんまりふざけたこと吹き込むなよ」
じろりとアレンとにゃんだを睨む
「…………はい」
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