NOVEL2

□夏満喫
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ども、ラビです

今隠れてるんさ

なんでかって…


ユウをおどかすためさ!

ユウの国では『肝だめし』して涼しくなるって言うらしいし

俺がおばけになってユウを怖がらせ…いやいや、涼しくしてやるんさ


ほら、来た



ペタペタ


相変わらず可愛いさ


っじゃあなくて!




ヒュ〜ドロドロドロ



「お〜ば〜け〜だぁぞ〜」

「っ!!?」


おお、驚いてるさ


「ひぅっや…やぁっ!!」

シュッ


「へ?」


ザンッ!


「うわぁぁあ!」


思わず尻餅をつくラビ

神田の手には六幻が握られていた


「ちょっユ、ユウたんま!俺さ!」

「ラビ?」

「ごめんさ、ちょっとおどかすつもりだったんさ」

「…びっくりした」

「ごめんさ」


ぎゅっと裾を握りしめる神田が可愛いくて罪悪感を感じる


「あの…さ、お詫びに今日は一緒に寝よっか」

「………うん」

手を出すと握り返してくる


やっぱり怖がるユウより笑ってるほうがいいさ
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