NOVEL2<R>
□あなたを誘う罠
1ページ/11ページ
神田は悩んでいた
久々に帰ってきた恋人は疲れて今にも寝ようとしている
いつもならこのまま放り出して自分の部屋で寝ろ、と言うのだが
今日は出来なかった
体が熱くてしかたない
すごく
シたい
「んぅ…まぢ限界さ…眠」
ユウのベッドだけど今日は追い出されないで入れてくれたさ
ユウ優しいvV
すりっ
ああ、この滑らかな肩とか好きなんだよな
ん?
肩?
「ユ、ユウ、なんでそんな薄着なんさ」
「熱いから//」
確かに今日も涼しくはないけどさ
なんで襦袢だけなの!?
肩はだけてるし!
すりすり
ああ、足が太ももにあたってるさ
うー、なんだか触りたくなってきた
でも…眠い
「ちっ…」
「なんで舌打ちするんさ」
「…なんでもねぇ//」
「そう、じゃあおやすみ」
「っ…」
幸せそうに瞳を閉じるラビ
神田は悔しさに唇を噛んだ
.