NOVEL1
□甘えた
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ダンダンダン!
ガチャ
「うっせぇ!なんだこんな時間に…」
「ラビが大変なんです!すぐきてください」
「はぁ?」
ぼろぼろで血相を変えているアレンに神田もただ事でないと走る
「おい、ラ…」
「ユウじゃなきゃ嫌さぁ!!ユウはどこさ!」
食堂は半壊していた
原因は酒…らしいが
「なんでも中国のお酒らしくて、もう私達じゃ手に負えないのよ」
「とにかく、頼みましたよ」
「おいっお前ら…おぉい!」
すたすたと去っていく団員
「……ユウ?」
食われる!?
本気でそう感じた
「ユゥ〜ウゥゥゥ〜!」
「ひっ!」
ぎゅぅぅっ
「ユウ好きさぁ、大好きさ」
「あ…うぅ//」
この質の悪い酔っ払いを下手に刺激してはいけない
出来るかぎり受容してやるほうが狂暴にならない…はず
「ねぇねぇユウは俺のこと好き?」
「ぁ………ああ//」
「愛してる?」
「ああ」
「ユウから言ってさ」
「ぁ…愛……して……る///」
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