◆キャラクター履歴書 エックス編 SUGOI文庫『ライトノベルを書こう!』(2009/07.宝島社) の、「キャラクター履歴書」がとても面白かったので自分もやってみました。 本当は一次創作のための記入シートなのですが、今回はエックスさんで。 ※以下の設定には、公式設定と関係ない「俺設定」が多量に含まれております。ご注意ください。 ◇ ■名前■ ロックマンX ・通常は『エックス』とだけ呼ばれている (ロックマンは付けない) ■生年月日■ 不明。 ・制作年代は20XX年代 ・エックスの封印カプセルには「(c)2105, 2109, 2114」との著作権表記があるため、すでに2105年までには一定の完成をみていたものと思われる (以上2項、Χ1冒頭部より) ・男性型 ・外見年齢14歳(公式設定) ・丸みのある全身青づくめのアーマー ・とりたてて美形でも不格好でもない、ごくふつうの顔 ・誕生日は12月17日? (本家の第一作目『ロックマン』およびΧシリーズ第一作目『ロックマンX』が共に12月17日発売だったため、同人やファンの間ではこの日が祝われる) ■身長■ 公式設定160cm。 ・コマンドミッションは165cm設定 ・戦闘用としてはかなり小型の部類 ・ゼロとの身長差は15cm程度(ゼロより低いが、ゼロの肩よりは若干高い) ■体重■ 公式設定57kg。 ■民族■ Race: Central Asian? (Mongoloid?) Skin: Xanthous Hair: unknown Eye: green ・髪色は不明のため断定できないが、骨格と虹彩色から、おそらく中央アジア系(モンゴル以北)の北方民族をイメージした外見と思われる ・エックスの系統を引き継いでいるためかレプリロイドには緑の虹彩をもつ者が多い。特に初期は緑の傾向が強く、ゼロのブルーアイは珍しい色だったようである (ちなみに公式ではΧ1、2あたりまでエックスの目は青になっている。イレギュラーハンターΧや岩本版コミックでは最初から緑だった) ■特徴的なしぐさ/癖■ ・照れたときに人差し指の先で頬をかく(岩本版など) ・笑うときは口の中を見せずに歯だけ見せる(ニヤニヤとかシシシとか、ちょっとはにかむような感じ) ・食いしばり癖とガン飛ばしで、全ロックマンシリーズ中もっとも目つきの悪い主人公 ・主人公なのに何故かとても面倒くさい(扱いにくい)性格 ・わかってくれるのはゼロだけだ ・しかしそのゼロもどこまで分かっているのかは不明 ■能力的特徴■ 『他人よりできること』 ・相手の気持ちを思いやる、共鳴する →自身が複雑な心の持ち主なので、他者の感情を敏感に察することができる ・第17精鋭部隊隊長としてハンター本部に次ぐ権限をもっている →本人にはさほど出世欲はないものの、イレギュラー処理などの判断に際し「現場の裁量」として職権濫用できるのは有難く思っている (なぜ破壊しない、と叱られる役だったのが、自分が叱る立場になったので、破壊より捕縛を堂々と優先できるようになった) ・主な武器は前腕を変形させたエネルギー砲「Χバスター」 ・バスターに各種チップを装備することにより、射出するエネルギーに氷や炎などの属性をつけることができる 『他人よりできないこと』 ・イレギュラーの処理、冷徹になること →任務での処理率が上がらず、極めて高い能力を持ちながらもB級ハンターだった ・そのため初期の頃は、何でも冷静にぶった斬るゼロに憧れていた ・女の子の扱いが苦手 『自分にしかできないこと』 ・世界を八度救った「青き英雄」 →卓越した戦闘能力と身のうちに秘めた無限の可能性によって、度重なるシグマの叛乱を全て鎮圧した ・涙を流す (岩本版の最重要設定!) →激情・後悔・哀悼など、感情の昂ぶりによって泣くことができる ・イレギュラーを許す →ハンターでありながら多くのイレギュラーを許し、更生の機会を与えてきた →この「イレギュラーをも受け入れる」というエックスの特性は、じつは他ならぬゼロその人のための伏線にもなっている…はず。 ■性格的特徴■ 『性格』 ・何事も一途[いちず]に思いつめる ・真面目で堅い性格のため、融通が利かないところも →豪快でおおざっぱなゼロとは互いに補い合う関係 ・ふだんは穏和な性格だが、内には激しい気性が秘められている →いざとなると先輩以上に暴走、敵陣へ突っ込む (怒りを限界まで溜め込むたちなので、いったん爆発すると誰にも止められない) ・他者の悲しみに寄り添う →正義に燃える心と、内面の繊細な優しさとの葛藤 【苦悩回路】 世界でただ一人エックスだけがもつ『悩む』能力のこと。 他のレプリロイドへの応用は未だ成功していない。イレギュラーハンターΧでは、エックスのこの能力の真の発動を見たいがためにシグマは自らイレギュラーとなったようである。 【鬼(おに)】 岩本版Χにおける重要語。エックスが強化アーマーをフル装着した状態で、自分自身を含めたすべてのイレギュラーを滅ぼそうと暴走する。 未確認情報:ちなみにゼロだけは「鬼」化したエックスを見たことがない…らしい (=暴走の条件はフルアーマーのみならず、ゼロの生死不明も?)※ただし、ゼロもアルティメットアーマー装着時のキレたエックス(岩本版Χ4)を見たことはある。 『好きな物/嫌いな物』 すきなもの ・へいわなせかい 戦闘を好まないエックスがイレギュラーハンターで居続ける唯一の理由 →「平和な世界」の実現は製作者ライト博士の悲願であり、エックスの存在意義の根幹をなすキーワードでもある ・フィギュア コマンドミッションからの公式設定。コマミのゲーム内にはフィギュアのガチャポンがあり、集めたフィギュアは彼の私室であるスカイルームのラックに飾られる。 公式画集の『R20』には、Χ1〜2頃の初期風の絵で、メカニロイドのフィギュアで遊ぶエックスのイラストがある。 ・ゼロ →ごく初期の頃から好きだったようだが、近年いよいよ拍車がかかっている 入隊直後(Χ1以前)らしき頃から、隊列の中でゼロの背中を目で追うエックスの姿が見られ、その視線にゼロは目配せで答えている(PS版Χ3エンディング映像)。 ・Χ2END、Χ4エックスEND参照 ・Χ5ゼロステージ直前、自分の胸に片手をあてて、ゼロの覚醒を受け入れると宣言するエックスに一つの頂点をみる(結果、エックスは戦うことで覚醒前のゼロの心を取り戻した)。 →最近ではΧ8にて言葉を介さず目だけでやりとりしたり、近距離と遠距離で息の合った連携攻撃を行うシーンも(ルミネ第二形態終了後)。 きらいなもの ・メットレス パーツチェンジ等どうしても脱がざるを得ない場合は誰も見ていない隙にこっそり素早く交換。パンツは脱いでもヘッドパーツは脱がぬ、と言わんばかりの死守ぶり。 あのゼロでさえ、最近までエックスの頭部を見せてもらえる機会がなかった。 『一人称/二人称/三人称』 一人称 おれ 二人称 きみ・あなた(目上の人物) 三人称 あいつ etc. 特に二人称のバリエーションが幅広い。 きさま(敵)<<おまえ(部下)<<きみ(同僚)<<あなた(上官)、の順に敬意が強くなる。 三人称は基本的に使わず、人物名で呼んでいる。 『喋り方』 「〜か?」 (あるのか、じゃないか、など) 「ぜったいに ゆるさない!」 (でも最後は許してしまう。あえて強い言葉を使うのは自分自身への戒めか) 語尾は「よ」「な」「さ」「だね」など。 (現代男性が一般的に会話で使用する語尾) ■経歴的特徴■ 『住んでいるところ』 ・ハンターベースの宿舎(旧第17精鋭部隊棟) 『家族構成』 ・エックスには過去の記憶がないので、家族がいたことも覚えていない 【父親】 ・父=制作者はライト博士(トーマス・ライト) →晩年にエックスを製作、その後おそらく意識だけの存在となって今もエックスを見守っている。また世界の随所に隠されたカプセルに立体映像として現れ、毎回エックスにアーマーを与えている。 ・エックス本人は自分の家族や制作者を知らない →ライト博士のことは「謎のカプセルの老人」と思っている(ただ、心のどこかで、自分の出自に関わる人だとは気づいているかもしれない) ※カプセルのライトは一度もエックスと会話をしたことがない →そのため、ゲーム内では、エックス自身がライトをどう思っているかは一切語られていない。 →ちなみに、なぜかカプセルのライトとゼロは会話したことがある。 『いつもエックスのことを… 感謝している…』(Χ5) 【兄弟姉妹】 ・エックスはライト家の末っ子。 ■ライト博士 ├(ブルース) ├ロック ├ロール (略) └エックス (1)ロック兄さん ・初代ロックマン(エックスは後継機) ・エックスの兄だが、エックスよりも幼い外見をしている (2)ロール姉さん ・同じく姉だがエックスよりも幼い外見をしている ・他にも多くの兄機たちがいたものの、エックス自身には全く記憶がない →100年後に正式起動してからは、ケイン博士(後述)が親代わりとなって、エックスの修理等の責任を引き受けている 『出身地』 ・研究所跡地から発掘されたカプセルに眠っていた 『物語が始まるまでの人生』 ・遺跡から発見後、眠った状態のままDr.ケインに解析される →Dr.ケイン、エックスの機体を元にレプリロイドを開発 →レプリロイドの世界的な普及に伴ってイレギュラー化問題が発生、イレギュラーハンターが組織されDr.ケインが最高責任者となる ・起動環境が整ったため、エックス起こされる →若干の始動期間を経て、B級ハンターとして第17精鋭部隊に配属される ・17部隊の先輩ゼロと出会う →B級のエックスはA級や特A級だらけの精鋭部隊においては異端だったが、ゼロだけがエックス本来の能力を見抜いていた →次第にエックスはゼロを慕うようになる その後シグマの第一次反乱にてゼロは戦死。 エックスは単独でシグマを倒した戦功により、自らが所属する第17精鋭部隊隊長への昇格が決まった。 『遭遇したことのある特別な出来事』 ・敵の手によって甦[よみがえ]らされたゼロを奪還(Χ2) →エックスの尽力により生還を果たしたゼロは第0特殊部隊の隊長に昇格。 見守り見守られる関係から、地位も対等となり、以降ふたりは無二の親友として今に至る、が…!? <--X's biodata end--> |