流星シリーズ
□第一話『てんしとあくま』
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「リオのお迎えをお願いしたいのですが」
「畏まりました。手の空いている者だと…エミリアを向かわせますわ♪」
そう言うとカーテシーをしてクリスティーナは立ち去り、アオイは4人にリオの電話の内容を放し始めた。
「なるほど…グーフォの構成員ですか、拷問でもして情報を引き出しますか?」
「申し訳ありませんがパル、リオが戻ってきたらすぐに始められるよう準備だけお願いします」
「…アオちゃんも一緒にやる?」
「たまには良いですね。2人で拷問しましょうか♪」
この2人の拷問は決して誰にも見せず、中で何が行われているのかは2人だけの秘密の時間だ。常軌を逸した行為をしているのは間違いないが、戻ってきた2人の…特にアオイが元気になっているのが気掛かりである。
「では最高幹部会はその後ということですか?」
「そうなりますね。シェヘラザードは城内の警戒を強化、セレナーデは部隊を城外の森と麓の村に展開そのまま指揮を、アデラシアは一番近くにいる傘下に出撃の準備だけさせておいて頂戴?」
告げられた刹那、3名は即座にその意味を理解して頷いた。
「ではそれぞれ頼みましたよ?私は地下室で準備していますので、パルは食事が終わったら来て頂戴?」
立ち上がったアオイはそのまま食堂を出て地下室へ向かった。
「あぁ…楽しみぃ〜んぅっ…んぁんっ…」
股間に指を宛がい弄り始めると、水音と共に艶めかしい吐息が漏れている。
「ハァハァ…気持ちぃ…あっ//」
大きく成長した胸に手を伸ばして優しく揉み出すと、よほど敏感なのか身体をビクンと震わせた。
「んっ…あぁっん//」
絶頂に達すると体液で濡れた指は照明の光を反射し、やがて体液は下着を伝って太腿を滴り落ちている。エレベーターが最下層に到着してドアが開くと、シスターの恰好をした少女に出迎えられた。
「リリィ…」
「お待ちしておりました最高神様」
リリィと呼ばれた少女は深々と頭を下げたあと、躊躇うことなくスルスルと服を脱ぎ始めた。
「さぁ最高神様…私めをたーっぷりとお召し上がりくださいませ♪」
一糸纏わぬ姿でベッドに座ると、先ずは自身のふくよかな胸を両手で揉み始めた。
「最高神様…んっ//しゅきぃ…あぁんっ」
「こんな恥ずかしい姿を見られて興奮しているのですか?」
胸部の先端にある突起を指で摘まんだり、指で挟んで刺激しているようだ。
「そ…んな、こと…ぁんっ//」
やがて片方の手で股間を弄り始めると、声や吐息に湿り気が出て弄る指の速度も速くなっているように見える。
「そうなのですか?うふふw…でも身体は正直ですねwほら見て?やらしい汁がこーんなに…」
「んっ//最高神しゃまぁ〜舐めさせてぇ〜」
股間を指で軽くなぞるとテカテカとした体液が付いていて、リリィ本人は嬉しそうに舐め取っている。
「…それでは戴きます♪」
絶頂に達したことを悟ったアオイは優しく口付けをすると、胸元にあるハート型のタトゥーが薄桃色からラベンダー色に変色した。この変色こそ精気が体内に満たされた証であり、彼女の腹が満たされた証である。
「ハァハァ…最高神様、如何でしたか?」
「とても美味しかったですよリリィ、毎度ながら無茶をさせて申し訳ありません…」
「私は最高神様のお食事として捧げた身、無茶などと…勿体なきお言葉ですわ」
自慰行為をしていた少女リリィは聖女だ。とある村の教会で生まれ育ち聖女と持て囃されていたが、その身を食糧として捧げた奇特な人物である。そんな彼女にアオイは先ほど脱いでいた服や下着を渡し、着終えるのを待った。
「会長、リリィ様のお食事が出来ました」
聖女に仕える侍女が食事を持って来るのを確認すると、アオイは“次は三日後ですね”と言ってエレベーターに乗った。
「やはり3日に一度は残量を見ないと危ないですね」
人間であれば数日食事を摂らずとも平気だがアオイは違う。精気が空になると暴走して手当たり次第吸いまくるのだが、加減が利かず根こそぎ吸ってしまうため吸われた人は死ぬ。