SS詰め合せ
□2007年、季節SS
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深夜十二時――
惇「さて、行くか」
章「はい。じゃ――」
惇「譲眞は呼ぶな。寝てるかもしれんだろ」
章「チッ」(舌打ち)
惇「はぁっ」(ため息)
――寺
惇「……なんだ、孟徳来てたのか」
操「元譲〜可愛いのう!正月用の美しい着物が映えるのう!」
惇「(着物、新調しただけだが……)はぁっ、酔ってるな。孟徳……」(呆)
操「その憂いたため息が何とも言えぬぞ!」
章「(呆れてるだけだし)酔ってますね」
惇「言い直すのも馬鹿らしい……」
遼「ん?おや、来てたのですか」
操「む、張遼、帰れ。元譲とわしは二人で初詣をするんじゃ!」
惇「……酔ってるから、気にするな」
遼「でしょうね(護衛兵がついてるのが見えてないようですし)」
操「元譲〜お主の髪はさらさらよのう、美しいよのう!」(夏侯惇の髪触り)
惇「……お前、どれだけ飲んだんだよ」
遼「……(触りたい)」
操「ふふふん!む、お主、いい匂いがするの」(夏侯惇に抱きつき)
惇「ああ、香だな」
操「あ〜暖かいのう〜」
遼「……(あんなにくっついて……)」(曹操に嫉妬)
惇「……孟徳、これじゃ歩けん。これで我慢しろ」(手を繋ぎ)
章「将軍、殿に甘いですよ」(ため息)
遼「(いいなぁ)」(曹操に殺意を覚える)
操「うむ!ゆくぞ!」(ご機嫌)
惇「おう!」(微笑)
終