短い迷路
□きもちわるっ。
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『あ、おはようございます‼』
「おはよう!」
廊下で近藤さんとすれ違う
それだけの事だけど私にとっては特別な事で
同じ場所にいるだけで
それだけで、もしかしたら運命なのかななんて自分に都合の良い事を思っちゃって
私にとって貴方は手が届く事のない存在で
自分なんかより可愛くて素直な優しい子が貴方にお似合いなのは解ってる
それでも
それでも
貴方が大好きなんだ
・・・なんて柄にもない事を思いながら、今日も一日が過ぎていく。
あー、キモ。
こんな乙女思考な自分の脳内キモいわー。