あとがき

「あとがき」というものに何を書けばよいのかわからないのですが、書きたいことはあるので書かせていただきます。
まずは一言。
本当にごめんなさい。
読んでいただいた方には、この場を借りて謝らなくてはならないことがたくさんと自覚しています。
はじめに更新のこと。
「毎週月曜日更新!」を高らかに(そうでもないけど)謳っていましたが、実際は「火曜日の数分前」に更新することに。この体たらくの原因は、ひとえにわたしの遅筆につきます。そもそも更新日を設けるというのは、自分自身にプレッシャーをかける効果を期待しての試みだったのですが、見事に打ちのめされました。プロットは練りすぎるということがありませんね。
次に結末のこと。
これ、どう考えても続きがありますよね。登場人物は捌き切れてないし、伏線は残しっぱなしだし……。で、本当のところどうかと言うと、続きはあります。ですが、わたしの頭の中だけに。もうこれ以上は書けない、そして書きたくない!というのが本音なのです。それはもちろん、「書いてるうちにダーカーが嫌いになった」というわけではなく、これ以上自分の力量不足を晒すわけにはいかない、と思うに至ったからです。妄想するのは簡単、文章にするのは困難。
最後に内容のこと。
正直、わたしが描いていたテーマを完璧にお伝えできたかどうかは自信がありません。というのも、自分で把握していた以上に表現力が乏しかったのです。繰り返しになりますが、妄想するのは簡単、文章にするのは困難。
そして、まさかこれほどのボリュームになろうとは……。原作でいうところの2話分を意識して書き始めたのですが、それに届いたか届かなかったは不明。ただ、ひとつの作品をこんなに長いこと書いていたのは初めてでした。この程度で音をあげていたらダメなんだろうな。
さて、あらゆる点で自分の力不足を痛感させられた今回の作品でしたが、読んでいただいた方はどのように受け止めてくださったのでしょうか。あるいは打ち返したのでしょうか。知りたいようで、知りたくないようで……。
いや、やっぱり知りたいです。はっきりしなくてごめんなさい。自分の勉強のため、ついでに今後のため(?)にも、感想を知るというのは不可欠な行為であると、「……」のうちに考え直しました。
というわけで、みなさんの感想をお寄せください。お願いします。お待ちしています。
末筆となりましたが、この未熟者の書く駄文に最後までお付き合いくださり、誠にありがとうございました。読んでくださる方がいたからこそ、フラフラになりながらもなんとか結末にたどり着くことができました。心より、感謝申し上げます。
それでは、またこのサイトで、あるいは別のどこかで、またお目汚しできる日を楽しみにしています。ダーカー万歳!

水無月ジュン

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