短い文

□彼女のプレゼント
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-斑鳩内ゼロの私室-

「(ん…うん?これは…カレンの腕?…)」

激務を終え就寝についたのが午前3時。
今は午前7時で、普段ならすぐに支度しゼロとして活動するのだが…

「(なんなんだこの状況は?!)」

カレンとは付き合って1ヶ月経つが、まだキスまでしかしたことがなかった。
しかしルルーシュも思春期真っ只中の青年だ。そういう事に興味を持たないわけがない。
だから今のこの状況は、心臓をうるさくさせるには十分だった。

「(なぜカレンがいる?!)」

「……んっ…」

「ぐぅっ!…(ね、寝息が首筋に!)」

状況を説明すると、左半身を下にし寝ていたルルーシュを、カレンが後ろから抱きしめるように寝ていた。

「…ルルーシュ?あっ起きた?」

起きていたのかとビックリしたが、平静を装いああと答えカレンの腕を解き起き上がる。
そして彼女を見た瞬間、ルルーシュはその体勢のまま硬直した。

そこにはYシャツ一枚しか着ていないカレンがいた。


「ル、ルルーシュ…そんなに見つめないでよ…恥ずかしいじゃない//」

結果的にだがじっと見つめていたルルーシュはその言葉でハッと我に返った。
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