短い文
□年越しそばのはずが…(小ネタ)
1ページ/1ページ
2人は同棲中、家にて。
「明けましておめでとう!ルルーシュ!」
「ああ、今年もよろしくな、カレン」
「うん…ってことで残りのお蕎麦いただきます!」
「…ふっ、そうだな食べよう」
「あ〜そういえば…なんで年越しそばなのかしら、年越しハンバーグでもいいのに…」
「……(真夜中にそんなガッツリ食べたいとよく思えるな…)」
「な、なによ。…良いじゃないハンバーグ好きなんだから!」
「…まあそうだな。ちなみに蕎麦を食べるのは色々と説があるが、一般的には"蕎麦のよう細く長く生きる"という意味らしい。しかし…」
「なによ?」
「年越す前に食べきらないと、縁起が悪いと言われている」
「ぶっ!?じゃ、じゃあ駄目じゃない!なにのん気に食べてるのよ!」
「ふっ、俺はそんな縁起物にすがらない主義だから大丈夫だ」
「あっそ。…まぁもう過ぎたことだしいっか」
「そうだよ。まあ俺は他に食べたいのがあるしな(ニヤ)」
「そ、それはなに?(何か分からないけど雲行きが怪しいような…)」
「それは細く身が締まっているがあるべき所にはちゃんと脂がのっている…俺の一番の好物だよ」
「へぇ、カレーうどんとプリン以外の好物は初めて聞くわね」
「ああ、その二つよりもはるかに俺の欲(もちろん食欲じゃなく性欲だが)を満たしてくれているよ」
「満たしてくれている?ってことは前にも食べてたの?全然気付かなかった」
「そうだな、最近では週2ほど」
「週2…?(ルルーシュは毎日違う料理
作ってるわよね…パンやご飯は違うだろうし…)」
「多いときは週六だったな、あの連夜はさすがに疲れたな〜」
「(連夜?…………)っ!?ちょっと!それって!//」
「やっと分かったか、カレン。分かった所でもう俺は我慢の限界だ、頂かせてもらうぞ(ニヤ)」
「ちょっ//そんなとこ触っ//ま、まってよ//」
「………」
「そこダメっ//…あぁ(ビクッ!!)…もうルルーシュの馬鹿〜!!」
END.
この後は言わずもがな。