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□魔法学校
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ダームスロラングの後について、城の中に入り、ましろ達と一緒に控え室に行く。


まだ心臓がどきどきしている。


世界一のシーカー、クラムがいるなんて!


ハーマイオニーと代わりたい!!


でもフランス語が出来るのは、私だけ。


あぁ、なんてついてないんだろう。



「まず、ダームストラングの方から行くわね」



手前の控え室(空き教室を片付けた)に行くと、カルカロフ校長先生が迎えてくれた。



「はじめまして、ましろ・スネイプです。滞在中のお世話をさせていただきます」


「あぁ、ではあなたがセブルスの奥様ですな?はじめまして、イゴール・カルカロフです」


カルカロフ校長先生は、ましろを見て手を取り、キスした。


なんだか、嫌な感じの笑みを浮かべている。



「こちらの二人もお世話をさせていただきます。さ、自己紹介を」



ましろに促され、マルフォイが前に出る。



{ドラコ・マルフォイです。宜しくお願いします}


{ハーマイオニー・グレンジャーです。宜しくお願いします}



カルカロフ校長は、ほうっと感心したように二人を見た。



{これは、ご丁寧に。マルフォイ君は、ルシウス・マルフォイの?}


{はい、息子です。父からよろしくお伝えするように申し遣っております}


{そうか、私も会いたがっていたと伝えてもらえるだろうか?}


{はい}



うんうん、特訓の甲斐あったね。


マルフォイ、ちゃんと話せてる。



{では、また後ほどお伺いいたします}



ましろに促され、控え室を出る。



「良く出来ました。次は、ボーバトンね」



 
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