Follow Me
□魔法学校
2ページ/8ページ
ダームスロラングの後について、城の中に入り、ましろ達と一緒に控え室に行く。
まだ心臓がどきどきしている。
世界一のシーカー、クラムがいるなんて!
ハーマイオニーと代わりたい!!
でもフランス語が出来るのは、私だけ。
あぁ、なんてついてないんだろう。
「まず、ダームストラングの方から行くわね」
手前の控え室(空き教室を片付けた)に行くと、カルカロフ校長先生が迎えてくれた。
「はじめまして、ましろ・スネイプです。滞在中のお世話をさせていただきます」
「あぁ、ではあなたがセブルスの奥様ですな?はじめまして、イゴール・カルカロフです」
カルカロフ校長先生は、ましろを見て手を取り、キスした。
なんだか、嫌な感じの笑みを浮かべている。
「こちらの二人もお世話をさせていただきます。さ、自己紹介を」
ましろに促され、マルフォイが前に出る。
{ドラコ・マルフォイです。宜しくお願いします}
{ハーマイオニー・グレンジャーです。宜しくお願いします}
カルカロフ校長は、ほうっと感心したように二人を見た。
{これは、ご丁寧に。マルフォイ君は、ルシウス・マルフォイの?}
{はい、息子です。父からよろしくお伝えするように申し遣っております}
{そうか、私も会いたがっていたと伝えてもらえるだろうか?}
{はい}
うんうん、特訓の甲斐あったね。
マルフォイ、ちゃんと話せてる。
{では、また後ほどお伺いいたします}
ましろに促され、控え室を出る。
「良く出来ました。次は、ボーバトンね」
.